神様と家出
神待ちサイト、というものが家出した女子中高生の間で利用されています。
この掲示板で少女達は「神様」になってくれる男性を探します。
神様といっても宗教的な意味ではなく、寝床や食事など金銭面で助けてくれる男性のことです。
中高生はお金がありませんから、いかに出費を抑えて泊まる場所を確保するか、と考えます。
そこでこの神待ちサイトを利用するわけですが、もちろんタダで泊まれるわけではありません。
このサイトで知り合った男性と、見返りとなるお礼を条件に泊まるのです。
神待ちサイト、という名前すら聞いたこともない人は多いのではないでしょうか。
世間的にはまだあまり知られておらず、マスメディアにも取り上げられていません。
ですが、リスクも高く事件にも繋がりやすい上に、きちんとニーズもあるので、今後は注目されることでしょう。
私は以前、この神待ちサイトをこっそり覗いてみましたが、とても驚きました。
サイトにはまだ若い少女達が顔写真を載せ、男性を誘うようにして書き込みをしているのです。
友達を作る、軽く会うということではありません。
このサイトは、最初から「男性の家に泊まる」ということが決定付けられているのです。
相手は顔も名前も、素性も何も分からない男性。
そこにどんなリスクが付きまとうか、想像するには容易いかと思われます。
出会い系サイトが犯罪の温床になり、社会問題と発展していったのは記憶に新しいです。
ですが、まだ注目されていないこの神待ちサイトは、それよりもさらに危険なサイトであることは言うまでもありません。
そもそも家出をしようという少女がいなければ、神待ちサイトで犯罪が起こることはありません。
なので、まずは少女の心のケアや家庭問題の解消をしていくことが、今後の課題ではないでしょうか。
家というのは、少女を守る環境です。
そこから放たれ、どこの誰か分からない男性のもとへ一人乗り込むというのは、とても危ないことなのです。
