11月, 2011年
神様と家出
神待ちサイト、というものが家出した女子中高生の間で利用されています。
この掲示板で少女達は「神様」になってくれる男性を探します。
神様といっても宗教的な意味ではなく、寝床や食事など金銭面で助けてくれる男性のことです。
中高生はお金がありませんから、いかに出費を抑えて泊まる場所を確保するか、と考えます。
そこでこの神待ちサイトを利用するわけですが、もちろんタダで泊まれるわけではありません。
このサイトで知り合った男性と、見返りとなるお礼を条件に泊まるのです。
神待ちサイト、という名前すら聞いたこともない人は多いのではないでしょうか。
世間的にはまだあまり知られておらず、マスメディアにも取り上げられていません。
ですが、リスクも高く事件にも繋がりやすい上に、きちんとニーズもあるので、今後は注目されることでしょう。
私は以前、この神待ちサイトをこっそり覗いてみましたが、とても驚きました。
サイトにはまだ若い少女達が顔写真を載せ、男性を誘うようにして書き込みをしているのです。
友達を作る、軽く会うということではありません。
このサイトは、最初から「男性の家に泊まる」ということが決定付けられているのです。
相手は顔も名前も、素性も何も分からない男性。
そこにどんなリスクが付きまとうか、想像するには容易いかと思われます。
出会い系サイトが犯罪の温床になり、社会問題と発展していったのは記憶に新しいです。
ですが、まだ注目されていないこの神待ちサイトは、それよりもさらに危険なサイトであることは言うまでもありません。
そもそも家出をしようという少女がいなければ、神待ちサイトで犯罪が起こることはありません。
なので、まずは少女の心のケアや家庭問題の解消をしていくことが、今後の課題ではないでしょうか。
家というのは、少女を守る環境です。
そこから放たれ、どこの誰か分からない男性のもとへ一人乗り込むというのは、とても危ないことなのです。
家出掲示板で神待ち
出会い系サイトの中には、家出少女専門の掲示板まで存在しています。
つまり、現代の女の子にとっては、家出は日常的なことなのかもしれません。
若い女の子にありがちですが、一人の子が
「家出して、男の家に泊まった」と言えば、
周囲は羨望の眼差しになり、連鎖反応で一気に家出がブームになるわけです。
もちろん、根底には家庭に対する不満はあるでしょうが、
いわばファッション感覚で家出を繰り返し、神待ちしている少女も多いのです。
神待ちとかプチ家出とか、いかにも現代っ子が使いそうな言葉です。
当然、していることは推奨べきようなことではありませんが、言葉の響きがどこかしらポップなために、
ネガティブで危険なイメージを感じることができません。
これが言葉の力でしょうか、言葉とは恐ろしいものですね。
神待ちをしようとした日
どうしても多くの人に知ってほしいので、私の神待ちでの失敗談をお話しようと思います。
当時まだ18歳だった私は、ひょんなことから家族とケンカし、家出をしてしまい、泊まるところに困りました。
そこで、昔テレビで特集していた神待ちを思い出したのです。
私が見た特集では、家出をした女性が神待ちサイトに書き込みをして、男性と待ち合わせ、家に住まわせてもらう、というものでした。
それならお金にも困らないしご飯ももらえる、と軽い気持ちで決めてしまったのです。
神待ちサイトは検索したらすぐに見付かり、私は書き込みをしました。
「神待ち希望の18歳です。泊まるところに困っています。新宿周辺にいます」と書きました。
すると書き込んでからほとんど待つことなく、すぐに男性から連絡が来たのです。
男性からのメールには名前や待ち合わせ場所、そして神待ちの条件が書かれていました。
そして目印として、その待ち合わせ場所に白いワゴン車で行くとのことでした。
私は待ち合わせ場所に向かいました。
そこには白いワゴン車が停まっていました。
ですが、とても嫌な予感がし、私の足は止まりました。
遠くからそっと覗いてみると、中にいた男性は一人でなく、大勢乗っていたのです。
襲われる!
そう直感した私は、バレないように気を付けながら、足早にその場から離れました。
実際に襲われたわけではありませんし、乗っていたらどうなっていたかはわかりません。
ですが、とても危険なことであると、その場になって気付くことが出来たのです。
それに懲りて、神待ちサイトだけは絶対に利用しないようにと心に決めました。
神待ちサイトにはどんな危険が潜んでいるのか分かりません。
利用しようと思っている女の子は、絶対に止めてください。
神待ち手段
思春期の少年少女はときに家出という手段を取ります。
私のときもそうでしたが、そんなときに頼るのは多くの場合友人だと昔から相場が決まっています。
ですが、ここ最近の傾向として、知らない男性とネットで知り合って泊めさせてもらう、という少女が増えてきているようです。
これは「神待ち」と呼ばれる方法で、少女たちはいとも簡単に自分が泊まる場所や、ご飯まで確保します。
ネットで知り合って、と書きましたが、これは神待ちサイトと呼ばれている掲示板のことです。
もちろん見ず知らずの男性ですし、安全である可能性は保障出来ません。
中には酷い男もいるでしょうし、何かしらの犯罪に巻き込まれることもあるでしょう。
ですが、少女たちはそんな危険をまったく気にせず、中には一週間も二週間も泊まることがあります。
神待ちサイトで知り合った男性と恋人の関係になった、という話だって聞いたことがあります。
神待ちで泊まる場所を見付ければ、宿泊費が取られることはありません。
それどころかご飯を食べさせてもらったり、ケースによってはお小遣いをもらったります。
つまり、神待ちによって生活することが出来る、ということですね。
ですが、これはとても危険な手段なのです。
相手がいい人かどうかは分かりませんし、それこそ命を取られてしまうことだってあるのです。
まずは家出の問題からクリアしていくことが大事でしょう。
家庭環境を改善するなど、家出することが無くなれば神待ちサイトへの需要も無くなります。
そうすれば、少女たちを犯罪の危険にさらされなくて済むのです。
神様に騙された家出少女
インターネットの興隆によって家出少女を取り巻く環境が変わってしまいました。以前は家出したとしても、結局行くところが見つからなかったり空腹に負けて、渋々ながらも帰宅するのがほとんどだったのですが、インターネット上に神待ちサイトや出会い系サイトが出来たがために、家出少女は簡単に泊まる場所を探せるようになってしまいました。
神待ちサイトや出会い系サイトの存在を知ってしまい、そこにアクセスした瞬間から家出少女は、大人たちの欲望の渦に巻き込まれることになるのです。
実際に家出した少女が神待ちサイトを使ったときの話をご紹介します。家出少女は、最初悪友の家に転がり込むつもりでしたが、悪友に断られてしまいます。「それでは困る」という家出少女に悪友は神待ちサイトを紹介しました。泊めてくれるだけでありがたい、と思った家出少女は神待ちサイトで親切な「神様」に巡り合います。しかし実際に待ち合わせ場所にやってきたのは40代の汚いオッサンでした。神様は夕食を奢ってくれるわけでも無く、自宅に連れ込むといきなり「脱いで」と。家出少女が慌てて逃げ出したのは言うまでもありません。「神様」なんて聞こえは良いですが実態はこんなものなのです。
神様に求めているもの
家出をした少女たちは「神様」に何を求めているのでしょう。「神様」とは、泊まるところが無くて困っている家出少女に、宿泊先として主に自宅の一室などを提供し助けることからこの呼名が付いていますが、「神様」に対して単に宿を求めているのでしょうか?
答えは否です。家出をしてしまう少女たちは何かのトラブルを抱えて家出をします。そのトラブルの程度は様々で、大人からすると取るに足らない話も多いと聞きます。それでも満足に歳もいかない少女たちにとっては一大事。そんな彼女たちが家出という行動をする原動力になっているのは「親を心配させたい」であるとか「親に迷惑をかけてやろう」といった甘えが源泉になっているのです。そして神様に求めるものは自分のことを聞いて欲しいということなのです。
しかし神様も聖人君子ではありません。欲望に目が眩んだ神様たちは家出少女たちが求めるものに気付かないのでしょう。そして今日、いまこの時間帯も神様と家出少女たちの不毛とも言える関係は続いているのです。
神様の失敗
最近「神待ちサイト」なる存在を知りました。家出少女に泊まる場所を提供してあげることで、若い女性と一夜を共に出来るらしいのです。もちろん本当かよ?という気持ちもあったのですが、実際に神待ちサイトを覗いてみると「神様募集!」と書かれた書き込みが幾つもありました。マジかよ?って気もしましたが、これに乗り遅れる手はありません。幸い一人暮らしですし部屋もわりと片付いています。
急いで神待ちサイトにアクセスし「泊め男」として書き込みました。すると家出中の高校生から連絡がくるじゃありませんか・・・何歳かは教えてくれなかったのですが高校生ですから、たぶん18歳以下なんでしょう。速攻で返事をして待ち合わせ場所を決め、ドラッグストアにコンドームと消臭スプレーを買いに走ったあとは、シャワーを浴びて急いで待ち合わせ場所に向かいました。
しかし・・・1時間待っても彼女は来ませんでした。もしかしたら、遠くで品定めしてNGだったのかも知れないのですが、興奮した自分に自己嫌悪です。
神待ち特集
何気なくテレビのザッピングをしていたら、報道番組で神待ちについて特集をしているのを見ました。
いわゆる「神様」の役割をしている男性と、食事を出してもらう女性がその画面に映し出されいました。
特集自体は神待ちのみを取り扱っているわけではなく、出会い系サイトの社会問題について言及するものでした。
女性は男性を気ままに呼び出し、男性にご飯をおごってもらっていました。
そしてご飯を食べ終わると、そそくさと女性は帰っていったのです。
報道番組のコメンテーターは、「これはいけない!」と女性に対して怒りのコメントをしていました。
ろくな大人にはならない、日本の行く末が不安だ、などと嘆きに近いようなことも言っていました。
ですが、私は怒りというよりは、どうも画面に映る男女の関係に違和感を感じました。
少女の理不尽な要求に対して、何の報酬も無いのに男性は応じるのでしょうか。
私としては、その二人の関係であったら、男性に主導権があってもおかしくないと思ったのです。
神待ちがどんなものかは、その特集内で取り扱っていたので分かりました。
ですが、どうして男性はそこまで女性を援助するのか、援助したのなら何かしらの見返りを求めないのだろうか、と疑問に思いました。
画面に映る神様と呼ばれる男性は、「女性がいてくれれば幸せだから」とコメントをしていました。
本当にそうでしょうか?
そんな女性なら、美貌か何か、特別な魅力を兼ね備えているということでしょう。
ですが、テレビに出ていた女性は、お世辞にもそんな魅力的な女性には見えませんでした。
神待ちは、少しずつですが全国的に広まりつつあるようです。
ですが、その実態は不確かなところが多く、私はとても不安に思えます。
神待ち少女の孤独
強い孤独感、というものが神待ちをする少女たちの心に巣食っているんだと思います。
どこかに家出するにしても、まったく見ず知らずのサイトで知り合った男性のもとへ行く、というのは普通では考えられない手段です。
普通なら、家出してしまったときの泊まる先といえば友人の家でしょう。
ですが、少女たちはそういった手段を取らず、神待ちをするのです。
少女たちには友達がまったくいなかった、と考えるべきでしょうか?
ですが、逆に言うのなら、友達がいないような他人とコミュニケーションが取れない子が、まったく見知らぬ男性の家に泊まり込むことが出来るでしょうか?
むしろそっちの方が、勇気も行動力も要る行為だと思います。
では、何故神待ちという危険な行為に出てしまうのか。
正直なところ、これは少女たち自身、本人にしかわからないことでしょう。
ただ、少女たちの思いとして、明確になっていることが一つだけあります。
それは、自分の体を大事にする気が無い、というものです。
部屋に入れば男性から怖い思いをさせられるかも知れませんし、それこそ面倒を見てもらえないかも知れません。
確かに危機感の無さもありますが、それだけでなく、どこかなげやりで、諦めのような、自分を捨てるような扱いをしているように思えます。
自分の体を大事に出来なくなってしまったのは、少女を取り巻く環境でしょう。
それは友人かも知れませんし、家庭に問題があるかも知れません。
強い孤独や心のすさみが、少女を神待ちへと繋げてしまうのです。
少女を説得するなり、家庭環境を改善するなりして、そういった少女たちを救わなければいけません。
このままではいけないのです。
少女が危険な犯罪に巻き込まれてしまうかも知れません。
家出した後
家出をしてしまうと、ご飯や泊まる場所など、お金の無い女子中学生にとっては大きな問題が出てきます。
そんな家出少女をターゲットとした、神待ちサイトというものが存在しています。
その掲示板は、家出少女と、それに救いの手を差し伸べる「神様」と呼ばれる男性を引き合わせるサイトです。
この「神様」というのは、神仏的なものではなく、食事や寝床、その他お金を工面する男性のことを言います。
この神様が少女と引き合うことで、二人は契約をします。
男性が少女の細かな世話をし、お金などいろいろ援助をするのです。
もちろん、それはボランティアではありません。
見返りとして少女との深い関係を男性が望む……というのが神待ちサイトの実態なのです。
これは少女にとってかなりリスクが高く、犯罪に巻き込まれた少女も数多くいることでしょう。
ですが、出会い系サイトは問題になっても、この神待ちサイト自体は認知度も低く、メディアでこの文字を見かけることはあまりありません。
ですが、少女が危険な犯罪に巻き込まれる温床となっているのは事実です。
これから時代が進むとともに、少しずつ規制が厳しくなるでしょう。
私も実験的に、この神待ちサイトに「神様を探している」と書き込みをしてみました。
すると驚くことに、わずか10分足らずで男性から連絡が来たのです。
若い少女との性関係を狙う男性、それの温床となる悪質なサイトは数多く存在します。
それらの毒牙に少女が狙われることを思うと、とても恐ろしいです。
